前の日の夕方から雨が降っており、朝になっても小雨が残っています。
南へ向かうのですが、何回か通った国道だとつまらないので、県道を通って外輪山を越えることにしました。
地図を見て、R265の西側を通っている県道r319に目星をつけてそちらへ向かいます。ナビの設定をしてみますが、なかなかこの道を通るルートを引いてくれません。この道の途中を経由地に設定しても、そこまでいった後また戻って迂回するルートを引いてしまいます。よっぽどいやがっているようです。
登り口は、段々畑の中を通る農作業道路みたいな感じでした。
上に行くにつれて、上へ上へ登っていく狭い道になりました。ナビがいやがるのもわかります。幸い、対向車は2台ほどしかありませんでした。
やっと登りきって、広い道に出ました。
R218に出て、西へ向かいます。この辺から雨がやんできました。
道の駅 清和文楽邑
ここには、名前の通り、名物の橋、通潤橋があります。
谷を越えて、台地に水を運ぶ水道橋です。
橋の真ん中に、栓がしてあり、ここから、水路に詰まったゴミを取り除くために定期的に放水します。そうすると、有名な橋からの放水の光景になります。
5月の祭日は放水があると聞いていたので待っていたのですが、時間になっても始まらないので聞いてみると、この日はGW中ではありますが、カレンダー上は平日なので放水をやらないそうでした。
駐車場そばに古民家が保存されており、中に当時の道具などが展示されていました。そこの管理人のおばあさんが、お茶とお茶菓子をくれていろいろ教えてくれました。
ここから九州で有数の酷道、R445に入ります。五木村、五家荘といったあたりを通る国道で、いずれは多くの部分がダムの底になるはずです。過去に知らずにバイクでこの道に入り込んで、泣きながら走った覚えがあります。
雨は降ったりやんだりでした。
おにぎり発見。
こんなところで対向車が来たら...
幸い、GW中にもかかわらずあまり交通量はなかったため、早めの発見・待機で対処できました。
酷道区間の出口です。新道工事の現場ですが、盗難警戒って..資材泥棒でしょうか。
道の駅 子守唄の里五木
この隣のそば屋で昼食です。
山うにとうふという、ウニのような風味のする豆腐の味噌漬けがついています。
のんびりしていて時間があまりなくなってきたので、人吉から九州自動車道に入り鹿児島方面へ向かいます。
桜島SA 残念ながら、曇で桜島は見えませんでした。
九州自動車道の終点谷山ICから、指宿スカイラインには入らず、県道で知覧へ向かいます。
知覧特攻平和会館
以前一回来たことがあるのですが、もう一度寄ってみました。やっぱり初回ほどの衝撃はありませんでしたが、しみじみとさせられます。
一式戦 隼 (かな?)
近くまで来たのだからということで、カツオ節で有名な枕崎へ寄ってみました。
夕方だからか、けっこうひっそりしていました。一応、おみやげに生節を買っていきました。
指宿に到着し、この日の宿、民宿 海宝 に到着です。
居酒屋と民宿を兼業しているようです。
夕食には、鹿児島らしく、キビナゴの刺身もありました。
せっかくなので芋焼酎のおすすめのものを一緒にいただきました。
揚げたてのさつま揚げも出ました。
翌日はフェリーを予約してあるので、寝坊しないようにしなければなりません。