連休初日は天気がいまいちなので、電車での移動にしました。
JRで大阪まで行って、阪神電車に乗り換えて、深江まで行きます。
途中、尼崎の直前で、「信号待ちです」と言ったきり、5分ほど動かなくなってしまいました。
実は、この日から、阪神難波線が開通して、奈良方面へ直通で運転する電車ができたため、おそらくは、その関係の手違いが起きたのではないかと思われます。
尼崎駅に着いてみると、近鉄電車の車両がいました。ホームには、カメラを構えたマニアの人たちがいっぱいいました。
深江で降りると、こんな看板があります。
本日の目的は、アーモンドフェスティバルという催しです。
シャトルバスが出ているとのことなので、そちらに行くと、かなりの列になっていました。
会場着です。アーモンドフェスティバルというのは、東洋ナッツ食品という、ナッツを輸入・加工して販売している会社が毎年春に開催しているお祭りで、構内に植えてあるアーモンドの花が咲き乱れているのを一般の人に公開するものです。
これがアーモンドの花です。桜そっくりです。
桜と同じ、バラ科サクラ属だそうです。
取引先にもらったアーモンドの苗を構内に植えたのが始まりだそうです。
いろいろと出店が出ており、アーモンドにちなんだ食べ物が食べられます。
ただし、人気な割にあまり手際がよくないので、大行列です。
アーモンドの入ったコロッケ。1時間以上待ちました。
砕いたアーモンドが入っています。
おみやげに、アーモンドの種をもらいました。
福井の実家の庭に蒔いたら、育つでしょうか...
霜や雪はダメって書いてありますね。
1回行けばいいかなという感じのイベントでした。ただ、アーモンドの花って、あまり見る機会がないと思うので、1度は行くのがいいかと思います。
3/20,21はイベントで混んでいますが、この後の23-26は庭園解放だけやっているので、そのときに行く方がゆっくり花を見られるでしょう。
ひととおり見終わったので、帰ります。
このまま帰るのはもったいないので散歩をします。
ここは東灘区です。灘といえば、お酒です。
灘には日本酒の蔵元がいっぱいあり、見学できるところが多いようです。歩いても5kmほどで行けるようなのでそのまま歩きます。
街路樹にもアーモンドが..
43号線に出て、国道沿いを歩きます。車ではよく通りましたが、歩くのは初めてです。
神戸大学のキャンパスが、こんなところにもありました。
ほかのところが昔の道具などを見せる展示をしていたのに対して、ここは実際に使っている設備を見せてくれました。
米を水に浸す槽
酒母を作るところ
発酵タンク
吟醸酒専用の発酵用タンク。ほかの酒より管理が厳しいので別タンクにするそうです。
圧搾用設備。酒を搾ります。
麹を作る工程は、今も手作業でした。
昔ながらの道具の展示もあります。
試飲コーナーでは、おじさんが説明しながらいろいろ注いでくれました。(ほんの少しずつですが、回数が多いのでけっこうきますね)
次へ向かいます。
桜正宗の精米工場
剣菱
これらは横を通っただけです。
こちらは伝統の酒造法を展示しています。
ここでも試飲です。
菊正宗の工場
次は、白鶴酒造資料館
ここは、観光バスで来ている団体もいました。
次へ向かっていると..
フェリーの神戸の乗り場が近いんですね。5月に乗る阪九フェリーもここから出るようです。
瀧鯉蔵元倶楽部酒匠館
NHKドラマのロケに使われたそうです。
ここは、試飲と販売だけですが、量り売りがちょっとユニークです。
好きなビンを選んで、ラベルに自分の好きな名前を書けます。
わたしも一本頼みました。
↓こんな風になりました。
そして、神戸酒心館(福寿)です。
ここでも量り売りや試飲をやっています。
ここの売店は全国の名産が売っていたのですが、たんなる名前だけの名産ではなく、ちゃんと評判を見て選んできているのだなとわかる品揃えでした。
わたしの身近なところでは、岐阜の明宝ハムや、明宝ケチャップなどがありました。
次は酒造ではなく、奈良漬けやさんです。こうべ甲南武庫の郷
灘の酒を使って造るらしいです。
奈良漬け詰め合わせの小さいやつを一つ購入。
最後に沢の鶴が残っているのですが、ここは終わるのが早く、もう閉館までに間に合わない時間になってしまいました。
また今度にします。
後は適当に歩いて、阪神大石駅から帰りました。
駅から見る、六甲山
途中、黒い雲に覆われて雨がちらつくこともありましたが、帰る頃にはすっかり晴れていました。